| 大和上市 | 発 | 5:59 |
| 近鉄 吉野線 急行 | ||
| 吉野口 | 着 | 6:21 |
| 発 | 6:23 | |
| 和歌山線・関西本線 区間快速 | ||
| 新今宮 | 着 | 7:21 |
| 発 | 7:22 | |
| 大阪環状線内回り | ||
| 大阪 | 着 | 7:40 |
| 発 | 7:45 | |
| 東海道本線・湖西線 新快速 | ||
| 近江今津 | 着 | 9:03 |
| 発 | 9:14 | |
| 雷鳥5号 | ||
| 金沢 | 着 | 11:02 |
| 発 | 11:16 | |
| サンダーバード7号 | ||
| 和倉温泉 | 着 | 12:12 |
| 発 | 12:25 | |
| 急行 のと恋路号 | ||
| 穴水 | 着 | 12:56 |
| 発 | 12:57 | |
| のと鉄道七尾線 | ||
| 輪島 | 着 | 13:28 |
| 発 | ||
| のと鉄道七尾線 | ||
| 穴水 | 着 | 14:06 |
| 発 | 14:12 | |
| のと鉄道能登線 | ||
| 縄文真脇 | 着 | 15:14 |
| 発 | 15:24 | |
| 急行 のと恋路号 | ||
| 和倉温泉 | 着 | 16:47 |
| 発 | 16:50 | |
| サンダーバード42号 | ||
| 京都 | 着 | 20:05 |
| 発 | 20:16 | |
| 近鉄京都線・橿原線 急行 | ||
| 橿原神宮前 | 着 | 21:27 |
| 発 | 21:30 | |
| 近鉄吉野線 急行 | ||
| 大和上市 | 着 | 22:16 |
|
とうとう、人口減少・過疎化とモータリゼーションの波は、第三セクターをも廃止へと追い込んだ。今まで、何とか廃止路線を出さずに踏ん張ってきた三セクの鉄道もが、この度、姿を消す事になったのである。 のと鉄道、輪島−七尾間。以前から廃止されるのではと取り沙汰されてきた区間であり、JTB時刻表の読者投稿欄であるグッたいむにも、「いつ廃止になっても不思議ではない区間だ」という記事が載っていた為、僕も覚悟は決めており、この旅に関しては、以前から何パターンかの計画を立ててあった。 一つは青春18きっぷを使用した旅であり、もう一つがこの、周遊きっぷを使った旅路であった。結局使い慣れた青春18きっぷを捨てて周遊きっぷを使用した理由は、何と言ってもフリー区間内は特急・急行にも乗り放題である事が大きい。 しかも行き帰りの運賃が学割なら3割引となるのだ。という訳で、様々な観点から、今回はフリーきっぷ使用となったのである。 因みにこの旅の計画を立てたのは、高校からの帰り道、近鉄吉野線の車内であった事を付記しておく。高校時代は、毎日の通学時間が旅程を立てる為の時間であった。他人から見てどう思われていたのかは知らないが。 今日もこうして旅が出来る事に幸せを感じつつ、吉野口乗り換え。区間快速は221系である。いつものように、SPEEDの「Wake Me Up!」を聞きながらうとうと眠っていると、新今宮到着。向かいのホームの大阪環状線に乗り換える。新今宮で乗り換えるのは、当然天王寺より乗り換えの距離も手間も少ないからだ。よく似た事で、東京より新橋で乗り換えた方が楽、というのも知っておくと得である。 大阪からは久し振りに東方面行きの新快速に乗車。しかし今日はいつものように米原には向かわず、山科で湖西線に入る。まずは右側の席に座り、琵琶湖を眺める。少し曇ってはいたが、手入れされた松原と湖面を眺めているうち、ふと気付いて左側の席に移動した。 もしやと思って左側の席に座ったのだが、この湖西線が開通するまでここを走っていた鉄道である、江若鉄道の廃線跡は、影も形も見る事が出来なかった。さすがに、時の流れを感じる。自分が産まれるより前の話だからなぁ。 近江今津で特急に乗り換え。しかし、そこでエライ事が発覚。制服で旅しているだけあって、地元の子だと間違われるのか、僕にしては珍しく、少し年上くらいの男女二人組に声をかけられる。 「この列車って、米原に行かないんですか?」 ゲゲッ、この人たちもしかして…。 まあ、鉄道ファンの方なら容易に想像付くし、地元の方も分かるだろうが、一応説明しておくと、この列車は姫路から京都まで、米原行きと近江今津行きが併結されているのだ。そして、京都で2本の列車に分離される。実際の話として、後側4輌が近江今津行き、前側8輌が米原行きなのだが、この人たちは米原行き、つまり前側の8輌に乗らなくてはならなかったのに、逆をやってしまったという訳である。 しかし、僕に訊いたこの人たちも幸運だったと言うべきだろう(??????????)。即、学校指定のカバンからJTB時刻表を取り出すや否や、検索を開始。つまり、近江塩津経由で行くべきか、山科に戻って行くべきか。 結果は、断然山科に戻る方の勝ちであり、二人に行程を書いた紙を手渡す。 思うに、この路線も恐らくは一時期の山陰本線の類だろう。特急に乗せるために、普通列車の運転本数を近江塩津−永原の一駅間で極めて少なくしてある。ここに一駅間で列車が無いために、僕のように仕方なく特急に乗る人は多いだろう。しかし、これは汚いやり方というものだ。恐らくは、人の流れが少ないからではあろうが、新快速から、たとえ二両の列車でも、敦賀方面行きの普通に接続があれば、乗る人がいないなんて事にはならないと思うのだが。 閑話休題。まあ、これで一件落着し、この二人組は予定より100分遅れではあったが、米原に辿り着ける事になった…と、信じよう。 僕が非常に手際よくこの人たちにアドバイス出来たのは、実は故無きではない。この夏、僕は青春18きっぷで5回の日帰りを行っているが、その5回目、小浜線・播但線を乗破する旅で、僕はよく似た経験をしていたのであった。その時は男ばかり7、8人のグループが湖西に釣りに行く際、うち数名が米原行きに乗ってしまい、どうすればよいかとの協議をしていたのを覚えている。 さて、僕は白鳥カラー、つまりアイボリー地にエメラルド色とブルーのラインが入った485系に乗ってさらに北へ向かう。右手の席に座ったので、琵琶湖がよく見える。特に僕は、近江中庄辺りの、盛土上を走る線路から見る琵琶湖が気に入った。近江塩津の手前では、米原方面に向かう線路が分かれていく。新疋田も快調に飛ばして通過し、上り線の姿が見えなくなると敦賀は近い。再び上り線の姿が見えた辺りで、じきに敦賀到着との放送が入った。 |
| いつもならここで下車し、鈍行による旅を続けるところだが、今日は違う。しっかり特急による旅を堪能させてもらう事が出来る。ケチケチ旅は、やっていて非常に楽しい面があるのだが、やはり少し値の張る、こんな旅も楽しいものだ。 敦賀を出ると、そろそろ車窓に雪が見え始めてきた。昨日までMAIHAMA DREAMIN'で、日本海側を通って帰宅した為、EVEと当日と、二日連続でクリスマスに雪を見る事が出来た。車内で駅弁を広げ、やはり特急はいいものだ、などと思う。普段は鈍行の旅ばかりだから、特急に乗ると無性に嬉しいのである。勿論、ただ特急が好きだからという理由ではない。 武生で福井電鉄、福井で京福電鉄、西金沢で北陸鉄道と交わる。北陸は小さな私鉄の多い所である。僕が乗ってきた雷鳥5号を降りた金沢でも北陸鉄道と交わっている。ここで後発のサンダーバードに乗り換える。雷鳥5号は金沢止まりであり、これから行こうとするのと鉄道に乗る為には七尾線に入らなくてはならない。ここが今回の旅で一番苦心した所であり、本数の少ないのと鉄道との連絡を如何に付けるかが最重要課題であった。しかし、この雷鳥5号−サンダーバード7号−のと恋路号コースなら、その乗り継ぎが極めてスムーズなのだ。 |